昨年より株式会社 高麗堂の9日新物市場を改装しまして
高麗堂フリーオークションへとリニューアル致しました
このフリーオークションへの移行する事においての
最大のきっかけは時代の要求です
時代という名のお客様ですが現在のお客様の要求は
多種多様な人生と生き方、ライフスタイルを持った方が
沢山いてその多様なライフスタイルを肯定する思考や思想を持った
オークションが必要とされています
従来のオークションは決まったメンバーで一般の方が入れないオークションが主流です
築地の魚市場と一緒で卸売市場というのは確実に必要です
そしてその魚を取る漁師というのも必要です
魚をとる漁師は弊社にとっては現代でいう作家さんであり
もっと広い意味で言いますとプロダクトです
そしてそれを支持するコレクターもいらっしゃいます
ですが時代は変わり、昔は飛脚が東京大阪間を走っていた時期から
たった100年も満たない時間を経て自動車が普及しました
私が思うに高麗堂のフリーオークションもそういった時代の要求を
敏感に察知してオークションの中身を全て変えたと言えます
法律に引っかかる物以外の万物を対象とし
業者、一般関係なく自由に往来できて売買できる
メルカリがイノベーションを起こしました
これは紛いもなくこの社会の物流に革命を起こしました
でも、メルカリに勇気をもらい
私達でもできる、社会にとっては最初はちっぽけでもプチ改革、ミニ改革が
あるのではないのか
そういった思いを胸にフリーオークションを展開してきましたが
2019年1月に来客人数を前年比140%
取引高も2倍を記録しました
これは発想一つでお金をかけなくても改革と改善をできるというのと
何よりもお客様にさらなる利便性を提供できるという自信につながりました
私たちの商売は古物業です
人々が大切にしてきた道具を扱う道具商です
その道具商として私たちが一番重要視しているのは
次の所有者までに無事わたす所有者の移転作業です
所有者の移転作業で若年層の物々交換に革命をもたらしたのは
メルカリですが私たちもこの物流の流動性を大事にしています
流動性とスピード
つい最近倉敷のリサイクルショップで
お客様が小さな軽4で持ち込み販売をしている所に
鉢合わせました
スタッフが駆け寄り一言
<いやーこれは買取できません>
と少し厳しめの口調で言いました
お客様は残念な顔で<はあそうですかー>と
トランクをパタンと閉めました
私はそれを見て
なんて残念なんだ。
フリーオークションに持ってきたら少々のものでも
買い手がつくのに
メルカリができて正直リサイクルショップやブランドの買取屋さんは大変でしょう
でも大変な時代だからこそ改善が必要で
今以上にお客様に寄り添ったサービスであったり接客が
必要だと考えています
<家以外丸ごとオークション>高麗堂のフリーオークションで
お客様の家財や雑貨、それこそ何でも60人以上の規模で
オークションを実行致します
なので、多少のものでもオークションで落札されます
一般の方の持ち込み、預かり、何でもオッケーです
一旦持ってきてみてください
私が好きな映画はトイストーリーです
これは子供が大切にしていた人形が
次どのようなオーナーに渡るのかというのも見どころです
やはり可能性はゼロではないと言いたいです
自分が大事にしていたもに値がつくと安い高い関係なく
それは嬉しいことです
高麗堂フリーオークションではそのお客様の資産を
大事に預かってまた社会に戻していきます
一点でもいいです
<家以外丸ごと>でもいいです
お客様の持ち込みを心からお待ちしております!
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