①コロナウィルスが人類にもたらし弊害
長い人生という表現もあるが
人生の時間は有限だ
限りある人生という時間をいかに楽しく過ごすか
魚釣りをする人もいればゴルフをする人もいる
読書をして知的好奇心を満たしていく人もいれば
いろいろなワインの飲みながらワインの研究をする人もいる
そんな中でもやはり人生の醍醐味の中で代表格は旅行だろう
この広い世界の様々な土地を訪れて
多様な人種と文化触れ合ったり
歴史的建造物を現地で体感したり
旅行が好きな人は本当に沢山いる
でもこのコロナウィルスの蔓延により
世界の往来が制限されてしまった
骨董品収集家も好奇心が旺盛な人が多いので
世界を旅しながら色々な骨董品を買い漁っては
過去の人々の営みに思いを馳せ
想像力を膨らませてきた
今、海外の美術品オークションは非常に高い相場感を維持しているそうだ
それはリモートの競売での入札で
行き場の失ったお金が美術品市場に流れ込んでいる状況を示す
ただこの世の中には良いものより断然一般的なものの方があふれている
美術品の世界でサザビーズやクリスティーズなどでの取引は
まさに人類が創り出した文化的価値の高い物が多く
良いものは良いものなり評価されるので
それがコロナ禍で歪な形で妙な成長をしてると言える
②ヤフオクとメルカリと平成と令和
インターネットの普及により骨董品と美術品の相場はある程度
グーグルで検索したりオークファンで検索してりすれば
出てくる時代になった
ひと昔前の骨董業界は骨董品の詳細な情報を老舗の骨董屋さんと
一部美術品オークションなどで得ることができ
ある意味閉鎖的な状態でもあった
その秘密のベールをはがしたのはまさにヤフオクだ
ヤフオク以前とヤフオク以後の美術品業界は
本当に江戸と昭和くらいの時代的相違がある
そしてグーグル検索エンジンが搭載されている
ヤフオクが持っているシステムは
今後、超えようとしてもかなり高いハードルとなっていて
美術品業界でもそれに挑戦しようと
サイトを作ったり、システム構築しようを試みたが
目立って成功している会社はいない
最近、ヤフオクとメルカリ比較されるようになったが
ヤフオクからメルカリの時代的なパラダイムの変化は
平成と令和への移行に象徴される
平成は30年という日本の歴史で見ると非常に短い
令和はまさにコロナ時代であろう
ヤフオクが平成を彩った中で、令和は新しい生活様式で
人流の抑制と人々の直接的な物々交換がし難い時代で
まさにスマホを片手にお互いの価値を図って交換する方式が
時代の流れにマッチしたと言える
メルカリのスマホという機器を最大限活用した
ダイナミックな物々交換の規模は飛ぶ鳥をおとす勢いだ
今、美術品収集家は自身の目でも判断するが
スマホからも美術品の情報をゲットする
時代が大きく変化している
③骨董品収集家の情報量はプロをも凌駕する
やっぱり、骨董品の相場を知るには
美術品市場の動向チェックとインターネットの相場検索を
両面的に抑えていくと確実性が高まる
一般的な雑貨の主戦場はメルカリやフリマアプリがほとんどのシェアを確立していくのは
間違いのない事実だ
ただ、美術品と骨董品に関しては
以前として美術品のオークションが主戦場になるだろう
なぜそう言えるかといえば
ヤフオクもメルカリもとてつもない上場企業だが
骨董品や美術品を戦略ポイントに絞っていないからだ
それはまさに一般的な雑貨やブランド品の方がこの世に溢れかえっていて
パイが圧倒的に大きいからだ
むしろ、美術品骨董品はコアなカテゴリーなので
そこに主眼を置いて戦略などを練るよりも
総合的にビジネスモデルを組んで行った方が
全体としての効率を測れるのは間違いがない
その上、骨董品と美術品の国内の流通の総金額は全体の物流からすると
相対的にパーセンテージが低いと言えます
なのでヤフオクやメルカリ側も骨董業界側を攻略する戦略を立てるわけもない
美術品、骨董品収集家は間違いなく
直接的にも間接的にも美術品オークションで情報を得ようとするだろう
その上、資産家は勉強家で博識で教養があるので
一度覚えた骨董品については重箱の隅をつつくが如く調べ上げ
あるカテゴリーではプロを凌ぐ情報量を持っている場合がある
インターネットと市場の相場
今後も美術品収集家の野望を手助けできるように
徹底したサポートや情報発信をしていきたい
(了)
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