空梅雨のモヤモヤした中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は私が大好きな唐木家具、
古木家具の買取についてツラツラと書いていきましょう。
日本に住んでいる私たちは様々な家具に囲まれながら過ごしています。
日本家屋にはだいたい茶室があり、
畳の部屋があり、
日本仏壇があり、
将棋盤や碁盤があり、
4尺から5尺の座卓があり、
そして唐木でも紫檀や黒檀、黒柿などの木を使った茶棚があります。
奥には掛け軸がかけてあり、
その前に薩摩や九谷のツボ。
もしくは象牙の牙や細工物が飾られています。
よく買取に寄らせていただくお客様のご自宅の、
オーソドックスなレイアウトこんな感じです。
私はこの部屋の作りが大好きです。
そして自分の家の和室もだいたいこんなレイアウトです。
やはり日本に生まれ、日本の定番といえば日本間でしょう。
その畳の匂いであったり、
木の匂いであったり、
碁盤が伽耶の木であったり、
大黒柱の風格であったり、
その奥には川合玉堂の掛け軸がかけられていて、
生活様式が変われど日本的な様式美には本当に惹かれます。
現代になり、今年は2017年。
日本も近代化が進み、
マンションなどが乱立し、
ホームファッションも本当に様変わりしました。
でもオリンピックのコンセプトを見ても、
外国人が想像するジャポニズム、
外国人が求める日本とは、
和風総本家であったり、
着物、舞妓はん、寿司、天ぷら、お抹茶、サムライなんです。
私は伝統文化と現代のホームファッションは、
対立関係にあると思います。
量産され、輸入される家具類は、
使い勝手ものいいし、デザインも洋式です。
まさに日本人の生活様式も変化している現状、
ニトリの家具、イケヤの家具は売れてて当然です。
大量生産によって価格も求めやすく、
そして間違いなく利便性も高まっている日本の社会です。
ここで私はもの申したい。
ラストサムライになっても、
私は日本の伝統文化、美術文化、様式美を守っていきたいと。
日本は民族意識が希薄化してきていると感じます。
その真意とは流行を追い求めるあまり、
日本に誇れるたくさんの文化が衰退して行っている現状があるからです。
高麗堂は創業して40年です。
唐木家具、紫檀、黒檀、黒柿などの銘木茶棚、葡萄木の座卓や衝立。
そして伊万里焼や九谷焼、備前焼。
銀工芸、銅器製品、高岡銅器など美術工芸品全般。
こういったものの買取、販売などにかけては自信がございます。
最近は若い方に連絡をいただき、
昔の家、おじいちゃんの家の整理などで呼ばれることがほとんどです。
その場合、だいたい日本間のレイアウトで、
ほとんどのものに現状の相場での価格を付けさせていただいています。
買い取れるものは何でも買います。
そしてまさか捨てようと思っている方は、
一度弊社に連絡してください。
弊社は専門的なオークション運営、
専門的なスタッフ、
そして美術商では西日本最大の倉庫を所有し、
そこには所狭しと美術工芸品や唐木家具、茶棚を保管しております。
そこでもう一度メンテナンスをして、
専門的なスタッフによって状態確認し、
修理できる部分は修理をして、
日本固有の財産である家具類を、
もう一度、求めている人の元へ、
届ける仕事をしています。
これは私たちの自負であり、
自信であり、
日本の伝統文化を守り、
そして継承していく会社として、
プライドでもあります。
私たちはこの仕事が大好きです。
そしてこの仕事をしてお客様に、
ありがとうと言われた時に最大の幸せを感じます。
自分たちの専門的な知識、スキルが生きる。
それが日本文化の保全、継承につながっていることを、
心から嬉しく思います。
古そうな家具、自然木の家具、一見汚く見えるものでも、
一度連絡をしてみてください。
ひょっとするといい価格がつくかもしれません。
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