前回の象牙の登録についてのブログが大反響で、
合計14件の問い合わせをいただきました!!!
家に象牙があるけどどうしたらいいか。
象牙かどうかわからないけど鑑定してほしい。
具体的にどうやって登録を取ればいいか。
LINEで写真を送ってくれたり。
会社の印材を作るけど象牙で作ったらどうなるの?
など、本当に沢山の問い合わせをいただきました。
そして、実際に鑑定したり買取したり。
象牙の国内市場の今後について、
本当に不明瞭な部分が多く、
情報が錯綜しているのが現実です。
そんな中、弊社としては、
沢山の人の役に立ちたいと考えております。
今日は具体的な判断方法について、
簡潔に書いていきます。
まずは登録の必要な象牙とは何か。
象の牙の形をしている象牙です。
いわゆる一本物です。
磨いている場合もあり、
磨いていない場合もあります。
彫刻されている物もあれば、
蒔絵を施されている場合もあります。
透し彫りと言って繊細に彫られている物もあります。
ぱっと見牙の形をしていたらそれは登録が必要です。
そして以下のような登録票が必ず必要です。
もし家に象牙があって登録がない場合、
それは1995年から必要になった登録。
その前は登録票なしで取引されていました。
お父さんが持っていた、
おじいちゃんが持っていた。
1989年以前に日本にあったもの。
単純に家にあって登録をしなければいけいない事を、
知らなかった場合申請は可能です。
申請は取得の経緯、
象牙のサイズ、
家に保管されている状態の写真などを写して、
申請します。
まとめると、
①まず電話
②取得の経緯のレポート(いつ、どこで、誰が、どのように)
③裏付けになる証拠レポート(第3者の証言など)
④環境センターから書類が届くので、
3200円の登録料を支払って。
⑤申請が通れば2週間ほどで登録票が届きます。
登録票が届いた時点で販売可能です。
お問い合わせ番号
自然環境研究センター: 03-6659-6018
(平日10:00~17:00)
非常に面白かった案件がありました。
それは樹脂製の象牙の形したオブジェに、
登録がついてたことがありました。
その場合、1000円もしないものに、
結局3200円の登録料を払ったという事です。
順序でいうとまずは象牙かどうかを、
弊社にて判断させていただければ、
こういう失敗はないと思います。
さて、牙の形以外のものを加工品と総称します。
その象牙の加工品は登録が必要ありません。
弊社は指定業者なので、
加工品も古物台帳で売買を管理しております。
一般の方は売買する場合、
台帳など必要ありません。
単純に弊社に電話をいただければ、
現在の相場と照らし合わせて、
買取させていただきます。
香炉、ブレスレット、観音様、人物、高砂、置物、バングル、印材、三味線のバチ、扇子、端材。
こういったものに関してはいつでもご連絡いただけましたら、
現金で即日買取致します。
豆知識1
今現在議論になっているのは、
ワシントン条約会議にて、
日本の国内市場の閉鎖を突きつけられています。
9月以降の象牙の売買は不透明です。
そして牙だけではなく、
加工品の市場相場も下降しています。
将来的なビジョンがないので、
象牙の相場は将来的にあがる事は難しいというのが、
現状の業者間での共通認識です。
すなわち、売り時は今という事かもしれません。
豆知識2
象牙のレプリカは昔中国で大量生産されました。
まず、発泡スチロールで梱包されていたり、
象牙の特有の交差する脈がない場合、
それは樹脂製品の可能性が高いです。
特に樹脂で多いのが、
高砂などの人物、
蓋のついた両手がある香炉、
一本物で彫りでは無い銘が入っていたり、
バター色ではなくこげ茶に焼けている。
焦って登録を撮る前に写真でも送っていただければ、
わかります。
もし、鑑定が必要な場合は弊社まで連絡ください。
株式会社 高麗堂
0120−14−3939
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こんにちは。ご相談させて下さい。象牙の一本物を所持しています。父親が60年以上前に購入したもので、登録証書がない為、本物であれば登録して売買したいと思います。偽物と分かれば粗大ゴミに出せるかと思います。こちらは青森県に在住していますが、写真などで鑑定をして頂くことは可能でしょうか?お手数おかけしますがよろしくおねがいします。