おはようございます。高麗堂の神農です。
本日は非常にいい天気です。

月初めは弊社主席鑑定士、
山陽新聞の広告でお馴染みの平田鑑定士（コンシェルジュ）が
真備町、山陽町、玉島、岡山市北区、倉敷市などで毎日買取をさせていただき、
沢山の荷物が集まっております。
お客様の電話をフリーダイヤルでいただきお伺いさせていただいております。
その中でも鉄瓶、銀瓶、絵画などが今回は多かったです。
古美術品、骨董品の買取の中で入っている物のあるあるが沢山あります。
弊社はどんなもので買取しております。
いいものも鑑定できますが、雑貨や雑多なものもどんどん連絡いただければ、
値段の付くものでしたら親切に案内させていただきます。

１。大量の備前焼を蔵いっぱい。
２。北海道の熊が鮭を咥えている置物とアイヌの木彫り
３。韓国のおじいさんの木彫り
４。銀の宝船
５。ノリタケの食器類
６。通りもんの食器類
７。キューピー人形やマジンガーZなどのおもちゃ。食玩類
８。韓国の青磁花瓶
９。伊万里焼や九谷焼き
１０。茶棚

こんなものあんなもの何でも買取致します。
そして今日はフリーオークションに関するブログです。
フリーオークションはどんなオークションなのか。
そして高麗堂の社員がどんな思いでフリーオークションを行っているのか。
本日はその秘密に迫りたいと思います。

先ほど紹介したあるあるTOP10は１０種類だけですが昔に流行った美術品や美術工芸品、
リサイクル品などもほとんど９日のフリーオークションで競りにかけます。
弊社は毎月、３日１３日２３日に業者専門も骨董市場を開催しておりますが、
９日の日は一般参加、一般持ち込み可能のフリーオークションを開催しております。
こちらは和気藹々とした雰囲気で一般参加、弁当付きで開催しております。
先ほど話した美術工芸品、雑貨なども出品可能で専門業者も来ております。

雑貨やリサイクル品も沢山出ますが、いいものも出ます。
お客様の中には専門業者、収集家、一般の方。
いろんな方がいますがとにかく美術品は人類皆のものです。
売るも買うも持ち手の自由です。
そして参加して相場を研究するもの自由。
弁当を５００円払って食べて帰るも自由。
市場での独特なギャクに大笑いするのも自由。
元来、弊社は新物市場として９日を数十年続けてきましたが、
今の時勢にあったオークション展開をし、日々変わるお客様の要望に応えるべく社員全員で話し合った結果、変化しようと決めました。
そして現在、ネーミングを変えて＜フリーオークション＞になりました。
まずは取扱品目をより多くし魅力ある商品を集める努力をしよう。
そして閉鎖的な雰囲気を排除しより沢山の業者が沢山の商品を出品できる環境を作ろう。
今まで一般のお客様は入れませんでしたが、
より沢山の方に市場の良さを知っていただき、
楽しい雰囲気を知っていただき、
特にこの暗い世の中を明るくする為に自分たちがもっとお客様を喜ばす事に力を入れたいという気持ちでいちばを運営しようという考えを徹底しております。

そして今回は大阪、愛媛、岡山各所から沢山のお客様に来会いただきました。
私はいつも欠かさず来てくれるお客様の顔を見て本当にありがとうと思います。
親の代からもう何十年も来会いただき、
会を盛り上げて支えてくれています。
来会いただくお客様の中には今年で年齢が８８歳の方もいらっしゃいます。
あんたの奥さんべっぴんさんや、孫もシャキシャキしとる、
とおっしゃいますが誰よりも８８歳の社長の方がシャキシャキしてて、
商売に対してべっぴんさんやと思います。
そして販売に関しても見習うところばかりです。
骨董品、美術品、美術工芸品の商売に人生を捧げ、
何よりもそれを生き様として見せてくれる人に出会えたこと。
私は２代目ですがお金の問題ではなく人との出会い、
お客様に感謝する事こそ商売にとって一番大切な事だと考えなおすことができます。

市場に他にもたくさん楽しい人、芸達者な人、お笑い芸人より爆笑な人がいます。
そんな人が１日楽しく、ものを売り買いしながら過ごす。
フリーオークションは終わりません。また来月。またその次の月も。
人間が生きている限り、生活をする限り。市場とは続いていきます。

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